06
1月

会社設立準備

 

設立にあたり用意するもの

株式会社、合同会社、LLP設立に必要なものは基本的に変わりません。 しかし、組織形態(ヴィークル)が異なる為それぞれ呼び方が異なったり用意する種類や数が変わります。 各組織ごとに比較してみました。

お金(資本金と設立費用)

資本金(又は出資金)とは、分かりやすく言えば経営の元手金のことです。起業前に集める資金であり、出資者がお金を出し合って集めます。

なぜ起業前に集める必要があるかというと、起業後はすぐに利益が出る訳ではありません。 利益がない間この元手金を使って必要な備品購入や仕入にあてたり、経費を支払ったりします。

設立費用とは、言葉通り設立手続きの際必要な法定費用です。これは、自分で設立しても最低限必要なお金です。 組織形態によって設立費用にいくらか差があり、どの組織形態を選ぶかの基準の1つとなっているようです。

新会社法により資本金(又は出資金)が1円、もしくは2円から起業できるようになったといっても現実的ではありません。 用意するお金は、対象とする市場規模や営業目標、税金面でのメリットデメリットを良く考える必要があります。

(ポイント)

組織形態により出資者が異なり、また呼び方も異なります。

株式会社では

発起人

発起人と呼ばれる人が資本金を出資することで会社を設立します。経営者と出資者が分離しているのが特徴です。

合同会社では

社員

会社を運営する社員が それぞれ出資して会社を 設立します。 経営者と出資者が同一 であることが特徴です。

LLPでは

組合員

組織を運営する組合員が それぞれ出資して組合を 設立します。 経営者と出資者が同一 であることが特徴です。


  • 株式会社で必要なものを確認する
  •  

  • 合同会社で必要なものを確認する
  •  

  • LLPで必要なものを確認する

印鑑証明書

発起人や代表取締役、代表社員、組合員…。いろいろと呼び方はありますが起業に関わる主要な者の実印が必要です。

実印であることを証明するために印鑑証明書も必要となります。印鑑証明書は、役所の窓口で印鑑登録すれば発行してもらえるのでまだ実印を作成していない場合は作成と印鑑登録が必要となります。

(ポイント)

組織形態により実印・印鑑証明書が必要になる者が異なります。

株式会社では

発起人

取締役

(印鑑証明書)

発起人になる方:各1通

取締役になる方:各1通

合同会社では

代表社員

(印鑑証明書)

代表社員となる方:各1通

LLPでは

組合員

(印鑑証明書)

組合員となる方:各1通


  • 株式会社で必要なものを確認する
  •  

  • 合同会社で必要なものを確認する
  •  

  • LLPで必要なものを確認する

銀行口座

資本金を振り込むための口座。出資者が個人であれば、個人名義の口座を用意します。

(ポイント)

組織形態により口座が必要になる者が異なります。

株式会社では

代表発起人

代表発起人個人の預金口座に全出資者から各出資者名義で出資金の払い込みします。

合同会社では

代表社員

代表社員個人の預金口座に全出資者から各出資者名義で出資金の払い込みをします。

LLPでは

組合員

代表組合員個人の預金口座に全組合員から各組合員名義で出資金の払い込みをします。

  • 株式会社で必要なものを確認する
  •  

  • 合同会社で必要なものを確認する
  •  

  • LLPで必要なものを確認する

印鑑

どの組織形態でも共通の物が必要になります。一般的に以下のセットを購入される方が多いようです。

(ポイント)

設立する会社の実印(会社代表印)がまずは必要です。

  • 会社実印→主に会社設立や契約の時に使います。
  • 銀行印→会社のメインバンクとなる口座の銀行印です。
  • 角印→請求書や領収書作成の時必要です。
  • 会社ゴム印→会社名や住所のゴム印。必須ではありませんが、必要になります。

関連項目

Comments are closed.