17
11月

ROA

return on asset

どれだけの資産(つまり総資産)を使って、どれだけの利益を上げているかを示す指標。
 
ROA = 経常利益 ÷ 総資産
 
計算式中の分子の「利益」としては、会社の財務活動も含めた通常の活動から得られた利益を表す経常利益、もしくは財務活動を切り離した支払利息控除前経常利益を使用する(支払利息控除前経常利益を用いるのは、貸借対照表(B/S)の上の「資金の調達源泉」については無視し、純粋にどれだけの資産を使ってどれだけの利益を生み出したかを把握するためである)。
 
ROAは、以下のように2つの比率に分解することができる。
 
ROA = (利益÷売上高)×(売上高÷総資産) = 売上高利益率 × 総資産回転率 ここから、ROAを上げるためには、売上高利益率あるいは総資産回転率を向上させる必要があることがわかる。
ただし、一般的にはこの両者はトレードオフ(一方が向上すると、もう一方が低下する)の関係にあると言われており、どちらを重視するかの選択を慎重に行わなくてはならない。
なお日本では、同業種で規模、売上高、利益が同じである場合、歴史が古い会社の方がROAが高くなる傾向がある。
これは、土地などが貸借対照表上は取得金額で記載されていることが多いため、ROAの計算式の分母を過小評価することになるからである。

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