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11月

ROE

return on equity

株主の持ち分である株主資本が、どれだけの利益を上げているのかを示す総合的な指標。
株主資本利益率。
計算式の利益には、当期純利益を用いるのが一般的である。
 
ROE = 当期純利益 ÷ 株主資本
 
なお、ROEは以下のように分解することもできる。
 
ROE = (当期純利益÷売上高) × (売上高÷総資産) × (総資産÷株主資本) = 売上高利益率 × 総資産回転率 × 財務レバレッジ
 
株主資本は資本金や法定準備金、剰余金などの合計であり、株主に帰属する部分である。
ROEは、成熟期に入った日本経済において、日本企業の目標が売上高至上主義から利益重視主義へと移行してきた流れの中で、また、株主重視の経営が浸透する中で、注目度を高めている。
欧米では早くから、企業経営効率を判断する指標として重視されていた。
 
上記の分解式からも分かるように、ROEを上げるためには、売上高当期利益率、総資産回転率、あるいは財務レバレッジを向上させることが必要なことがわかる。
まず、売上高当期純利益率を上げるためには、売上高あるいはそのほかの収益を維持しながら、いろいろな費用を削減していく、もしくは費用を抑えながら売上げを増加させていく必要がある。
総資産回転率を上げるためには、現在の総資産を増やさずに積極的な販売戦略などによって売上高を増加させる、あるいは現在の売上高を維持しながら、不要な資産を処分あるいは圧縮することによって総資産を減少させることが必要になる。
財務レバレッジを上げるためには、負債を増加させるか資本を減少させればよい。
ただし、いずれの方法も会社の安定性を損なう危険性があるため、そのデメリットも理解した上で慎重に対応すべきである。
 
「またROE(株主資本利益率)は、株主資本利益率とも言う」

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