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11月

手形割引

手形割引とは受け取った手形(受取手形)を金融機関に依頼して、手形の満期が到来する前に換金するように依頼する行為である。割り引かれた手形のことを割引手形と呼ぶ。

金融機関は手形割引の依頼を受けたら、手形の額面から手数料や当日から満期までの利息分を差し引いた金額を現金化して、手形の割引の依頼者(割引依頼人)に提供する。手数料や利息の一部を金融機関に差し引かれるので受け取る金額は満期まで手形を保有する場合に比べて少なくなるが、即座に現金が必要な場合には手形割引は効果的な手段である。

ただし、手形の割引を依頼するということは金融機関側に「満期まで現金の入金を待つことができないくらい経営状態が悪いのではないか」との疑念を与える可能性があるということに留意する必要がある。

通常、金融機関は割引依頼人が自行に預金口座を持っていることを条件に手形の割り引きをする。万が一、金融機関が手形を割引いた後に手形の振り出し人の経営状態が悪化して手形の金額を払えなくなった時に、割引依頼人の銀行預金と相殺することで対処するためである。

 

 

 

 

 

 

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