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11月

小切手

振出人が支払人(振出人と当座取引のある金融機関)に対して、受取人に指定の金額を支払うことを委託するための有価証券のこと。支払い手段のひとつ。多額の現金を持ち歩くことなく支払いをすることができ、また、受取人もすぐに資金化することができる。

振出日が未来の日付になっている小切手のことを「先日付小切手」というが、受取人が振出日以前に資金化したいと支払人に申し出た場合は支払いに応じなくてはいけない。その時に当座に資金があればいいが、なかった場合不渡りをだしてしまうことになりかねない。先日付小切手を振り出す際には、振出日を守ってもらえるように受取人に事情を説明する必要がある。


小切手の振り出し(作成のこと)後、自己で当座口座からの引き出しに用いたり、支払手段として他人に渡すことができる。現金の所持に比べて携帯しやすく防犯に資する。

指定された支払場所[2]において支払いを受けるのが原則である。この方法により自己の当座からの引き出しを行うのが一般的である。その他、持ち主が預貯金口座を持つ銀行等に小切手を引き渡し、付け替えや手形交換所における決済、支払人への郵送などを介して自分の預貯金口座に支払いを受ける取立委任」もできると定められている。取立委任は他者への支払いで主に利用される[3]

小切手は、振出人が自ら振り出して用いるほかに、銀行等にその券面金額に相当する現金を払い込んで、銀行等が自らを支払人として振り出す(=事実上として銀行の保証を受ける)小切手証券の発行を受けて用いる[4]方法がある。なお、事実上として銀行の保証を受けることから「保証小切手」と呼ぶこともあるが、実際には銀行等による保証を受けるわけではなく、銀行等(郵便振替を除く)の実務用語としても用いられていない。これは、振出人の破産時に当該小切手金が破産財団となることを避けるため、銀行等においては、実務上小切手法に定める「支払保証」を行わないことを定めているからである。

小切手は直ちに支払呈示や譲渡ができ、現金同様の流動性を持つことから、簿記の記帳業務上は他人振り出しの小切手[5]を受け取った場合は、現金預金の区分の勘定科目で処理する(教育上は現金勘定を用いる)。

小切手の種類

小切手は主に法人が使用する事業用小切手と、個人が使用する個人小切手(パーソナルチェックまたはホームチェック)があり、その性質から決済の方法等が異なる。

事業用小切手
振出人は決済の際に金額の記載と届出印で発行する。
個人小切手
振出人は決済の際に金額の記載とサインで発行する(押印しない)。

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